変化に対応し、Challengeを続ける企業へ

豊通マテリアルは、豊田通商グループの資源循環分野を担う商社として、素材や部品に関するお客様の多様なニーズにお応えしてきました。当社の強みは、動脈と静脈をつなぎ資源を循環させる、総合的なコーディネート力です。 地球環境や社会情勢が変化し、資源の有効利用に対するニーズが高まる中、そうした当社の役割がより重要になっていると感じます。

当社は、企業活動の根幹となる理念体系として「TMI Philosophy」を定めています。この理念体系は、ステークホルダーの皆様への約束であるCorporate Promise「マテリアルをつなぎ めぐる社会をつくる」（タグライン：Making Good Loops）を最上位に掲げています。その実現のため、Our VISIONとして「健やかにめぐる世界をつくり、未来につなぐ “MEGURU Culture”のトップランナー」となることを目指します。さらに、2035年の長期目標としてChallenge2035「“MEGURU”を体現するマテリアル・カンパニーへ」と設定しました。Corporate Promiseに掲げる「マテリアル」という言葉には、素材だけでなく情報や人といった意味も込められています。商社ならではの「つなぐ」機能を追求し、多様で良い循環（Good Loops）を社会に構築していくこと、すなわち「MEGURU」を体現することが私たちの使命です。これらの活動は、私たちの基盤である「Humanity」、歴史の中で培った「Gembality」、そして未来へ向けて育む「Beyond」という3つの豊田通商DNAに支えられています。私たちはこの「TMI Philosophy」を道しるべに、社会に新しい価値を生み出すための企業活動を加速させてまいります。

現代は、社会や環境が目まぐるしく変化する時代です。このような時代において、私たちは単に変化に対応するだけでなく、自らが変化の担い手とならなければならないと考えています。豊通マテリアルは、商社の強みである「つなぐ」機能を活かして、社会に「Good Loops」を生み出す挑戦を続けてまいります。今後とも変わらぬご愛顧をたまわりますようお願いいたします。

代表取締役社長 浅井　繁